ブラック シグネチャーヨーヨー「クレシア」
ブラックモデルのヨーヨー「クレシア」の紹介コラムです。

まずは、簡単にスペックを紹介。
名称:クレシア (英表記:CLESSIAH)
重量:71gm
直径:57mm
有効幅:30mm
レスポンスシステム:YOリング+スターバースト
ボディ素材:ポリカーボネート
リムウェイト:ニッケルブロンズ+クロムコーティング
カラー:ホワイト
・なぜ「CLESSIAH」なのか?
"CLEan Yo-Yo"(クリーンヨーヨー、欠点のないヨーヨー)と"meSSIAH"(メシア、救世主)を合わせた造語です。
コンセプトの一部である、2個そろえればスターバーストorYoリングどちらにも対応させられるハーフシステムの採用で、
プレイヤーの好みに合わせたセッティングが可能であるという点と、最近のグラインドブームに合わせ、
手に乗せた後も十分スリープが続く点をフィーチャーした形になります。リムウェイトの形状が有効幅まで若干延長されているので、
この点もグラインドのやりやすさにつながると思います。
・なぜ71gmなのか?
2000年ごろからずっと71gmラインを使用してきていた、僕自身が重いヨーヨーが好きだからというのが一番の理由です。
もちろんそれは、外周部のリムウェイトが重く、スリープが長い、ということにもつながります。 この点は、ブラックデーのスリーパーコンテストで10分超えの記録をたたき出したことからも実証済みだと思います。
・なぜ流行のミドルサイズではなく、レギュラーサイズ(直径57mm)なのか?
手に持ったときのフィーリングがしっくりくるのはミドルサイズなんですが、ロングコンボを行った場合、
ミドルサイズではどうしても後半のスリープの伸びが違ってきます。
やはり中心から離れている部分に重心がきた方が遠心力は増し、当然スリープも長くなります。 余談ですが、最初、ジャパンナショナルへシード権を獲得していることを知らなくて、まじめに1分フリーの練習をしていたんですが(笑、
ワンスローだけで最後までいける構成を立てていました。ムリにスリープの減らない構成ではなく、 ストリングが2重、3重にからむようなトリックもガンガン入れる構成でした。
・なぜ有効幅30mmなのか?
約2年間、前身である僕のシグネチャーモデル第一弾、ブラックノヴァを使い続けてきた中で、トリックスタイルも変化し、スラックやウィップなどの
トリックが中心となり、ほんの少しだけ幅を広めたいな、と思い、ノヴァより3mmだけ広くしました。
狙いは以前のノヴァ同様、広すぎず、狭すぎずの幅で、細かいストリングトリックからラセレーションなどの1発技までマルチに対応。
上級者がフリースタイルに使用するようなヨーヨーにしたつもりです。たまたまナイトムーヴズ3と同じ有効幅になっていたので、
ちょうど最近のプレイヤーのニーズにも合っているのかなと思います。
・なぜYOリング+スターバーストのハーフスターなのか?
YOリング、スターバースト両方それぞれにいいところがあって、どちらかに決められなかったというのが正直なところです。
ベストコンディションであれば調子がいいのはスターバーストだけど、回転力の強いクレシアでは、ノヴァの時のようにすぐに
削れてしまう、かと言ってYoリングは削れないけどデフォルトのままだと若干スベリが悪い。この問題を解決してくれるシステムが
ハーフスターでした。そのままでもバランスのいいレスポンス感が得られ、 かつ2個そろえればニーズに合わせてどちらにも合わせられるところが決め手でした。
・なぜポリカーボネートなのか?
ブラックノヴァの時は、グラスファイバー混入の素材を使用していたんですが、純粋なポリカボの方が比重が軽いらしく、
総重量はノヴァと同じですが外周部の重さが上がっています。これにより、フライホイール効果の向上を実現しました。
・なぜホワイトカラーなのか?
フリースタイル中の見やすさを重視しました。 黒い服を着て、黒いグローブをつけて、暗幕を背景にヨーヨーをプレイした時、黒いヨーヨーは見えない、
と、やっと気づきました(汗。JNの動画を見返してみても、以前と比べ見やすくなったかなと感じました。
・普段のメンテナンスは?
Yoリングの面のボディを片面ずつ組み合わせて、W−Yoリング仕様にして使っています。 ベアリングは、コンケイブベアリングをラスペネメンテした物を使用。それに、SGシムを両面1枚ずつつけています。
普通に引いただけではほぼ確実に戻らないけど、バインドすればきちんと戻せる、という仕様です。 ちなみに大会では、扱いやすさ重視でキャップをはずして使用していました。
というわけで、今回はFAQ形式でまとめてみました。以前のノヴァ同様、本人が言うべきではないかもしれませんが、
初心者の方にはおすすめできません。くれぐれも。
あと、「〜のヨーヨーと比べてどっちが回りますか?」って質問をよく受けますが、スリーパーだけなら、
現行のジャムの機種の中では、MSFシリーズの次に回ると思います。トラピーズ状態をキープしたままでのコンボで考えたら、
おそらく一番長く回るんじゃないかな?と思います。ワンスローで1分フリーができちゃうくらいだし。
ちなみに、2004年全米大会では、ロングスリーパー レコードホルダーのリック・ワイヤット氏も、
自身のシグネチャーモデルMSF2.2ではなく、クレシアで世界記録に挑戦していました(笑
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