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・2004世界大会レポート

アメリカ、フロリダ州で行われた、2004ワールドヨーヨーコンテストのイベントレポートです。


 8/4(Wed) 出発 (日本時間)
直前の土日までHYの仕事をしていたので、けっこう準備とかもギリギリまでに。荷物つめとか、練習とかも両方。
今回は、初のチームとしての参加というコトで、いままでにない新しい緊張感もあったり。 日本から一緒に行くメンバーは、ブラック、ヒラク、沼ちゃん、ナオトの4名。現地で、ラスベガスへ留学中のオニッキーと合流する予定。 合計5名での世界大会への参加。

ヒラクと新宿で待ち合わせて、成田EXPで空港へ。 Guysでは、大会1ヶ月前の6月後半からほぼ毎週練習会を開催してきていて、その中でも特にモチベーションの高かったヒラク。 昨年は受験勉強のためお休みしていたので、1年ぶりの世界大会参戦。気合入っていました。

空港へ着いて、沼ちゃんとナオトと合流。全員そろったところでチェックイン。 時間にちょっと余裕があるので、軽くランチをとってから、そろそろ搭乗ゲートへ。
今年は、行きは成田から、デトロイト経由でオーランドへ。 世界大会参戦も4年目なので、特にトラブルも無く、オーランド空港へ到着。


 8/4(Wed) 到着 (アメリカ時間)

空港内を移動中に、アーギー・ファッシュらチコクルーと遭遇。 BAC(ベイエリアクラシック、世界大会、全米大会に続くアメリカでも5本の指に入る大きな大会) などで去年、今年と活躍し、ついに7月末のY3A大会(ラスベガスで行われる、メーカー主催の大会)で優勝と、 注目のプレイヤーであるアーギー。そしてゆー夫妻他、各ヨーヨープレイヤー達とニアミスし、気分は世界大会。

ホテルに着くと、早くも海外プレイヤーがちらほら。

・・・イタリアンナショナルチャンピオン、カルロ発見!

昨年末にイタリアの全国大会に招待してもらったときに、本当にお世話になったカルロ。半年振りの再会。
いや〜、その節はどうも。

日本に正規ルートで入ってきていないのであまり知られていないかもしれないけど、 実はカルロは、オキシジェンヨーヨーというメーカーのオーナーなんです。 メノン家は、代々F1のレーシングカーのエンジンに使われるパーツを作っているエンジニアの家系で、 なんと敷地内に工場を持っているという、この上なくヨーヨー製作に適した環境(?)。 このヨーヨージャムにも勝るとも劣らない機器によって生み出されたアルミニウムヨーヨーが、オキシジェンシリーズなんです。 初めイタリアへ行ってカルロからOXY3(オキシ3、オキシジェンシリーズの3代目。詳しくはサイト参照)をもらった時点で、衝撃を受けました。 当時は、まだクレシアのファーストサンプルすら受け取っていない状況だったんですが、正直、このヨーヨーに勝るクオリティのヨーヨーは作れるのだろうか、 そんな疑問さえ抱いてしまうような、非常に完成度の高いヨーヨーでした。 高速で走るF1カーの核となるエンジン、それと同等の精度で作られたこのヨーヨーは、手ブレすら生じない、まさに究極の安定感を誇る回転を実現していました。 また、フルアルミならではのグラインドのスムースさはもちろん、なんと外周部の肉厚を増やすコトにより、真のリムウェイト一体化ボディを実現。 大径ベアリング+Yoリングシステム、ギャップアジャスタブルな上に最大ギャップはJAM+シム2枚並み。
非の打ち所がありませんでした。
もちろん、重量や幅の広さの面では個人の好みの分かれるところなので、そういう意味では各種JAMや他のヨーヨーとも住み分けはできているんですが、 スタンダードなオールマイティ機種としては、ひとつの究極形を見せられた思いでした。
ちなみに、僕自身も今年の世界大会の予選ではOXY3を使用しました。フリースタイルに向いているのは、やはりスリープが長く絶妙な有効幅のクレシアなんだけど、 規定の場合は、有効幅が広くグラインドのやりやすいOXYを選択しました。

・・・大分話が脱線していました(汗

みんなと挨拶をした後は、とりあえず近くのピザハットで夕食。
比較的日本の味に近いのと、コストパフォーマンスもいいので、この後も何度か利用しました。

ホテルに帰ってから、一緒にスポーツ部門をジャッジする予定のティム・シムコなんかと遊んでいると、

ブラジルクルーのロドリゴと松永さん登場!

いや〜、多国籍。世界大会っぽくなってきたかも。
ロドリゴに分けわかんないスラックのコンボを見せてもらったり、生のプロペラエアリアル(?)なんかを見せてもらってると、
オニッキー到着!

ラスベガスからの飛行機が遅れていたみたいで、なかなか来ないから心配していたけど、無事に再会できて何より。3ヶ月ぶりくらいかな?
いよいよ、Guysメンバーも揃い踏み。
とりあえず、みんな長旅で疲れていたので、この日は早めに就寝。

 8/5(Thu) 練習日

朝食は、お約束のシズラーへ。
日本と違って、安いです。朝は$5でサラダバーいけちゃうので、みんなシズラー。 他のツアーの人と会うのもしょっちゅう。

ホテルへ戻って、みんなとのコミュニケーションタイム。 世界中のプレイヤーたちとのこの交流の時間も、世界大会の醍醐味です。 続々と有名どころが集結。 スティーブを始め、マーク・モントゴメリ、アレックス・ベリンゲル、ミゲル・カーリア、マット・シュミット、ジャック・リングァ、 ジェシー・ガルシア、ネイザン・シャッター・・・などなどなど(笑
アメリカ以外だと、香港、韓国勢もこの日だったかな?
香港のケンやファイと再会したり、韓国勢からはザンナビの新型や、同社の新製品をもらったり(これがまた使いやすい)、けっこうまったりタイム。

お昼は、やっぱりジョニロケだよね。

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※ジョニロケとは?

ジョニーロケッツオフィシャルウェブサイト

アメリカならではの、ハンバーガーショップ。 日本のマクドナルドのような速さ、安さを売りにしたファーストフードとは異なり、注文してから実際にハンバーガーが出てくるまでに 一般のレストランと同等、あるいはそれ以上の時間を要し、決して価格も安いとはいえないが、その味、ボリュームはそれに見合うだけのものがある。
オススメは、ロケットダブルファウンテンの組み合わせ。
写真からも分かるとおり、日本の安っぽいミートパティとは比べ物にならないほど厚く、ジューシーなパティが2枚もサンドされており、 どうやってもかぶりつけないだろうという大きさ。そして、濃厚なシェイクとの組み合わせ。 一度食べたら、病み付きになること間違いなし。それがジョニー・ロケッツである。

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なんか脱線多いね、今回。

というわけで、ホテルに戻ると、受付がスタートしていたので、シャツをもらって、ホール内へ。

早々に予選用ブロックを1つ占拠し、テストコンポーサリースタート。
ホテルの大きなコンベンションルームで大会は行われるので、上方向へ向けて行うトリックの場合、シャンデリアがまぶしくてヨーヨーが見えない!なんてコトも 少なくないので、いろいろな条件を想定しながら練習します。最初は、メンバー各自の確認のつもりだったんだけど、今年は僕がジャッジも務めるので、 最終的にはみんなの規定確認コーナーになってました。
一応、自分の1A、ヒラクの2A、オニッキーの4A、沼ちゃんの5Aと、3A以外は全部門内容を把握していたので、いろんな人の規定を確認することに。

・・・毎度のことだけど、みなさん、もう少しルールとか読んできてもらえるとうれしいです(苦笑
規定に限らず、フリースタイルルールもそうだけど、たぶん、サイト内に書いてある内容を、きっちり隅から隅まで読んでいるっていう人、 少ないんじゃないかな? やっぱり、あらかじめ知っているのと、その場で知らされるのでは心構えとかも違ってくると思うし、損するのは自分だしね。

実際にジャッジ相手に再確認も重要だけど、その場で初めてトリックを知る、っていうのは、ちょっと危険かも。

な〜んて話はさておき、この日はダンカンバルーンにびっくりしながら、就寝。

 8/6(Fri) 世界大会初日 物販スタート & Lucky's BBQ

会場内各地で戦争が起きる日です(笑
最初に始まったのは、確かJAMだったかな?チームメンバー総出で、商品を並べていました。並んでいるのもえぐい物ばかりで、マーブル系が中心という 凶悪なラインナップ。
全部欲しいというのが正直な感想だけど、そこはお財布と相談しながら、ガマンしたり冒険したり。

・・・と、そうこうしている間に、今度はDUNCANスタート。
えー、何なのその人だかりは。
と思ったら、並びまくってるお客さんたちをシカトで、その場でクルーにFHMG授与式やっちゃってました。
いいなー。
僕もサンプルのテストに協力した経緯があるんですが、あのヨーヨーは反則です。安定感ありすぎ。OXYもグラインドやりやすかったけど、 素手の上に乗せてあれだけすべるのは、おそらく世界中探しても、FHMGだけでしょう。さらに、SGスペーサー搭載でギャップもMAXに固定され、 向かうところ敵無し。

授与式終了後、待ちに待ったFHZERO販売開始。今回は、クリアブルーキャップ/イエローボディの組み合わせ。なかなかきれい。 1個買うと、ブルーorグルーンorブラックのキャップが1セットついてくるということで、当然ブラックを狙っていたんですが、 さすがに1番人気だったらしく、僕の番が回ってくる前に品切れ。そんなぁ。
と思ったら、後で松永さんにもらっちゃいました(松永さん、ありがとう!)。

そして、いよいよ次はYOMEGAかな?
と、ここでジャッジミーティング。
世界中の大御所たちが一堂に会してのミーティング。緊張します。
ヘッドジャッジのビルを中心に、他のジャッジがちょこちょこ意見していくような感じ。 スティーブが発言するたびに何かしら茶化すので、それが無ければもう30分早く終わっていたと思います(笑

ホールへ戻ると、YOMEGAがスタートしていました。というか、終わっていました。
日本人と香港勢が、めぼしいカラーのファイヤーボールとレイダーを、粗方持っていってしまっていたので、しょうがなく、worlds editionのレイダーを 1個だけ購入。まぁ、あんまり2Aやんないしね。普段はハイパーレイダーだし。

気づくと夕方、バーベキューの時間です。
沼ちゃんとオニッキー、ナオトはホテルに残って練習したいという事だったので、 ヒラクと2人で行こうと思ったら、タイミングが合ったので、ブラジルクルーのロドリゴと松永さんと一緒に行くことに。さらに、ビル達ともタイミングが合ったので、 コレクターのジムさんの車に乗っけていってもらうことに。感謝です。

ジムさんとは2001年からの付き合いで、向こうは毎年トレードやミーティング目的で来つつ、スポーツにも参戦、というスタンス。 年代を超えたコミュニケーションのきっかけとなったヨーヨーというツールのすごさを、改めて実感。

バーベキューは、ホテルから車で十数分行った所にある、ラッキーさんの家で毎年行われています。 以前、何でも鑑定団で取り上げられたこともあったので知っている人もいるかもしれませんが、とにかく広いです。 敷地も広ければ家もでかくて、アメリカンなスケール。

到着早々、ワールドレコードに挑戦してきました。
毎年、ラッキーさんの家では、バーベキューを始める前に、世界記録への挑戦会が行われていて、 有名どころではリック・ワイヤットのスリーパーの記録なんかがありますが、それ以外にもダブルループやアイアンウィップなど、 さまざまなトリックのレコードが競われています。

今回挑戦したのは、

「ビハインド・バック・ループ」

なんでループなの?って思うかもしれませんが(笑
記録は、581回、一応世界記録樹立してきました。

ヒラクも、同じヨーヨーで2ハンド・インサイド・アウトサイド・ループに挑戦、こちらも記録更新してきました。

詳細はこちら
(ヒラクの名前が、なぜか住所になってるのはご愛嬌)

使ったヨーヨーは、バンダイ ハイパーレイダー。
ルール上、改造は無しという事だったので、デフォルトのままで最もルーピングに適したハイパーレイダーを使いました。

ワールドレコードが終わったあとは、バーベキュータイム。
みんなでまったりと座り込んで、去年の世界大会のDVDなんかを見ながら、しばしの休息。

メンバーをホテルに残しているので、ちょっと早めに出ることに。
ヨメガスタッフのオープンカーに便乗させてもらって、ホテルへ帰ったのが7時くらいかな?

明日に備えて規定の再確認、沼ちゃん、オニッキーはフリースタイルの最終調整もしつつ、早めに就寝。体調管理も大事だしね。

 8/7(Sat) 世界大会2日目 予選 & 3,4,5A決勝

個人的には、一番辛い日でした。
朝イチで自分の1A予選を受けた後は、すぐに5A予選のジャッジ、続いてスポーツストリングのジャッジ。すこし時間をおいて、 APのジャッジをしてからミーティング、間髪いれず3,4,5Aのジャッジと、恐ろしいスケジュール。

まずは自分の予選から。

規定はかなり苦手な方なんですが、今年は練習の段階では例年に無いくらい調子が良くて、パーフェクトもそこそこ頻繁に出ていたように思います。 ヨーヨーの性能のおかげもあるけどね(笑

というわけで本番。

世界大会の規定は、部門にもよりますが、数トリックごとにステーションという単位で分けられています。
プレイヤーによって異なるジャッジが担当すると、ジャッジ間の厳しさの度合いによって不公平が生じるので、 このトリックとこのトリックは誰がジャッジ、このトリックは誰がジャッジというように、2,3トリックごとに完全担当制になっているわけです。

まずは、第1ステーションで、スリー・セブンと、カミカゼ。
・・・両トリックとも、問題なく成功。

続いて、第2ステーションで、ショック・ウェーブ、スーサイド・キャッチ、スローハンド・グラインド。
3トリックとも、かなり危険なトリック。

ショック・ウェーブ(5回)・・・無事成功。
スーサイド・キャッチ(5回)・・・毎スーサイドごとに落ち着いて、呼吸を整えて・・・何とか成功。
スローハンド・グラインド・・・OXY+手袋のおかげで、落ち着いて乗せられるので、ゆっくりやって・・・成功。

とりあえず、第一関門はクリア、といった感じ。
・・・今思うと、ここで気がゆるんだのが悪夢の始まりだったのかも。

第3ステーションでは、オルタナティング・イーライ・ホップ、スラック・トラピーズ、スピリット・ボム。

イーライ・ホップ・・・無事1回目で両ホップ成功・・・と思ったら、バインドミス(泣。2回目で成功。現在1ハーフ(マイナス2
スラック・トラピーズ(3回)・・・去年までは超苦手で、1回もできなかったけど、今年こそは修行の成果を!・・・3回目でミス(泣
2トライ目は成功、現在2ハーフ(マイナス4
スピリット・ボム・・・普段は余裕なのに、なぜか2ホップ目でマウントミス(泣。こちらも2トライ目で成功。現在3ハーフ(マイナス6

・・・イヤな雰囲気が漂ってきました(苦笑
残りの2トリックをパーフェクトでいけば44点、ギリギリ通過ラインかな。逆に言えば、これ以上のミスは絶対できない。

ラストステーションは・・・
ブラックホップと、アイアンウィップ。
みんなを落とすためのステーションです(泣

去年、予選ではブラックホップをフルミスし、さらにはフリースタイル本番でも失敗という失態をさらしてしまったので、今年こそは成功したい。

ブラックホップ・・・1発で成功!
アイアンウィップ(3回以上)・・・無事3回成功。1トライ目は気のゆるみで8回、2トライ目は25,6回くらいだったかな?

結果、44点。
まぁ、規定の苦手な自分にしては悪くないスコアだけど、今年のトリックは去年と比べ若干難度が下がった感があるので、どうなることやら。

と、自分の結果に一喜一憂する間も無く、5A予選のジャッジへ。
5Aは、去年のトリックが変わっていなかっただけに、通過ラインも厳しかったように思います。 けど、通るべきところはしっかりと通ってきますね。

実は、世界大会でジャッジをするのは今年が初めてで、プレイヤーサイドとはまた違った緊張感がありました。 選手側も限界まで緊張しているので、こっちも精神的にかなりキツい作業です。

チームメンバーのスコアは、沼ちゃんが48でたぶん大丈夫、オニッキーが43でギリギリかな?という感じ。
他の部門では、ヒラク含めチームヨメガジャパンのメンバーは4人とも50点満点を出していて、さすがでした。

5Aが終わったら、今度はスポーツストリング。
2ミスした時点で終了だけど、1人あたり25個のリストが用意されているので、長期戦。けど、見逃したりして不公平になってはいけないので、 細心の注意を払ってジャッジ。

ようやく終わったのが、午後3時くらいだったかな?

この時点で、ようやく自分が予選通過していたことを確認。
ホッと一息。

沼ちゃんとオニッキーは夜にはフリースタイルなので、最終確認をして、自分は明日へ向けて軽く練習しつつ、あっという間にフリースタイルの時間に。

まずは、AP部門から。

Takaさん:普段のデモで行っているトリック×3の、APバージョン。世界一のトリック×3でした。
アーロン・スパークス(イギリス):ジャグリングとヨーヨーを組み合わせたフリースタイル。ストリートパフォーマンスなんかでやっても面白いかも。
ジェニファー・ベイブルック:やられたー!かっこよすぎ。この時点では、彼女の優勝を確信していました。
ジャック・リングァ:曲がドラマのような素材を使用していたので、各国の言葉に翻訳した台本をみんなに配っていたようだけど、結局アメリカ人も含め、 誰もその内容は理解できていないようでした。何だったんだろうか。
マーク・モントゴメリ:昨年のビートボックスに続き、今年はラップで挑戦。自分のキャラを分かっていて、かっこいい。歌詞がヨーヨー関連だったみたいだけど、その場ではちょっと聞き取りづらかったのが残念。
ユー:終始、横でグレッグが爆笑してました。でも、演技派(というか本物)の彼女をステージに上げちゃうのはずるいよー。
ミズホ:ビビった。大会でのソロフリースタイルは初じゃないかと思うんだけど、とてもそうは思えない迫力が伝わってきました。
とみ〜:昨年に続き、パントマイムベースのきれいなルーティン。会場中を静まり返らせた演技は、さすが。
みーくん:お疲れ様でした(笑。3分間ひたすらボヨだけというコトで、さぞかし右手が疲れたでしょう。

AP部門は、審査形式がクリッカーではなく、フリースタイル中にメモを取り、その後ジャッジ同士で会議を行い、1〜3位のみを決めるという特殊な審査方法。
完全に英語のみで話が進められていくので、少し不安だったけど、なんとか。

会議を終えてホールに戻ると、もうOS部門のスタート直前。

初の世界大会フリースタイルジャッジ。

今年は、北海道のAtsushiやエトゥ、てり〜がエントリーしていなかったので、いつもとは若干違った顔ぶれ。

坂田君:世界大会の舞台で、史上初のソロハムオンリーフリースタイル。ちょっとミスが目立ったけど、十分立派でした。今後は、TOPとしてさらなる成長に期待です。
エイジ:ちょっと不調だったかな?音響の方のミスもあったみたいだしね。今後の大会でのリベンジ、待ってます。
オニッキー:毎回、すっごくリスキーなフリースタイルで、なんでそんなトリック本番でやっちゃうかなぁというトリックばかりなんだけど、それでも決めちゃうのがさすが。 終わった後に、観客が総立ちになったのも納得のフリースタイルでした。

続いて、CW。

昨年と比べ、平均レベルが格段に上がっていたように思います。前評判の段階でも、すでに誰が勝つか分からないような状況でした。

PON:ジャパンチャンプとしてのプレッシャーからか、ちょっとミスが目立ったかも。 トリックは誰よりもエクストリームだったと思うので、あとはほんの少しの落ち着きさえあれば、優勝も射程圏内だと思います。がんばれ。
アンドリュー:シンガポールナショナルでのフリースタイルの完成度を上げてきた感じ。スティーブ系からくるトリック+アストロスタイルは、 安定感もあって、見ごたえがありました。
てり〜:ハイパーヨーヨーのデモンストレーション的フリースタイル。キレのあるフリースタイルながら安定感があって、見ていて安心できる感じ。
マツナガさん:大会前にクリップビデオをアップしていたので、各種必殺技の存在は知っていたけど、それでも生で見せられると、すごい。 てり〜がトリックのキレで勝負なら、マツナガさんは大技の世界一という感じ。
沼ちゃん:過去最高のフリースタイルでした。EJ、JNとスランプ続きでしたが、見事復活。貫禄のフリースタイルでした。

最後は、3A。

世界大会前のよー友くらいの時点では、正直、アンリが最有力候補、Shimaやぶーこがどうくるのか、というのが本音でした。

で、本番。

ぶーこ:以前にジャパンナショナルで優勝した時と同じ曲で挑戦。ダンカンクルーとして、ピンクレイダーズとして、こだわりを感じるフリースタイルでした。
アンリ:JNから安定感のあるフリースタイルを披露していたけど、今回は難度も上がって、いよいよ本物になってきた感じ。 世界大会では、毎年、初参戦の人はルーキーとして大活躍するという謎の法則があるんだけど、今年そういう意味で一番輝いていたのは彼だったように思います。
Shima:毎回ながら、エクストリームな3A。それでいてミスが少ないのは、やはり練習量に裏打ちされた実力。トリックを並べているだけではなく、 フリースタイルとして成立している3Aを披露できているのは、世界中探しても彼だけじゃないかと思います。

・・・疲れたー(笑
ようやく、ジャッジに次ぐジャッジに追われた1日の仕事が終了。(まだ表彰が残ってるけどね)

そして、表彰式。
結果は、ご存知の通り。一応載せておくと、

3A

優勝:島田 大輔(Shima)
2位:田名見 勇機(アンリ)
3位:中村 麻耶(ぶーこ)

オフストリング

優勝:大西 翼(オニッキー)
2位:河辺邦久
3位:森幸一郎

フリーハンド/カウンターウェイト

優勝:沼上 誠(numa)
2位:ラファエル 松永(Red)
3位:寺田 真悟(てり〜)

アーティスティック・パフォーマンス

優勝:渡辺 富之(トミー)
2位:川田 祐(ユー)
3位:ジェニファー・ベイブルック

各部門、優勝者は優勝者たるだけの迫力のある演技だったと思います。みんな、本当におめでとう。

これで、長かった世界大会も、ようやく終末を迎え・・・ないんだよね。
まだ、明日に1A,2Aの決勝を残していました。

いよいよ自分の本番なんだけど、気づくと、Guysメンバーのうち、

ナオト:スポーツストリング優勝(2連覇おめでとう!)
オニッキー:オフストリング優勝
numaちゃん:カウンターウェイト優勝

・・・

えー!みんな優勝しちゃってるじゃないですか!
いや、うれしいし、おめでたいし、世界大会チーム初参戦にしてこの成績は、すばらしいと思うんだけど、

・・・結構プレッシャーじゃないですか、リーダー的に(苦笑
まぁ、勝つ気は元々無いし、そういうコンセプトのフリースタイルでもないんだけど、やっぱりここまで来たら、欲が出ちゃうよね。

というわけで、部屋でピザとコーラでプチ打ち上げをしつつ、早めに切り上げた後は明日へ向けてメンテ(まだしてなかった(汗)、早めに就寝。


 8/8(Sun) 世界大会最終日 1、2A決勝

コンテスタントミーティングが9時からというコトで、7時過ぎには会場入り、いろいろ準備。
明らかに例年に比べ練習不足なのは自分でも分かっていたので、直前まで繰り返し練習。

曲提出をした後は、衣装を着て(笑)、ステージ脇にスタンバイ。

順番は、7番目くらいだったかな?自分の呼吸を整えるので精一杯で、それまでの選手の演技は見れませんでした。

そして、いよいよ本番。

舞台のセンターは確認してあったので、予備のヨーヨーを置いて、フィンガーホールを広げて、
正面のジャッジをにらむ場面があったので、誰かなと確認すると、

Takaさん。

ん〜、やりづらいのかやりやすいのか微妙なところだけど、まぁどうしようもないよね。

立ち位置へ戻って、呼吸を整えて。ボブへ合図を出して、スタート。

ブラックホップ・・・成功!
この時点で、ある意味今年の目標は達成しました(笑

なんて気が緩むから、バックハンド・スーサイドをひどい形でミス。
ひえ〜。

なんとか立て直して、音合わせのポイントには間に合った。

あとは、可も無く、不可も無く、といった感じだったかな?
細かいミスは結構あったけど、見せ場のクロスオーバートライアングルとブラックフィニッシュは決まったので、まぁ悪くは無い。

自分としては、まぁまぁ満足のいくフリースタイルだったと思います。

終わったあとは、仙波と一緒に残りの選手を見てました。

朦朧とした意識の中だったのであまり覚えていないけど、ジャスティンがかなりいい感じだったのはなんとなく印象に残っています。
みっきーは、ちょっとミスが多かったかな?見せ場をけっこう落としていた感じ。本人も、ちょっと納得のいかない様子でした。 けど、元の構成が完璧すぎるので、それでも十分すぎるくらいポイントを稼げていたと思います。

という感じで1Aが終了、続いて2A。

最初にどーんとインパクトを与えてくれたのはこーじでした。 音踏み、パフォーマンス、トリックバリエーションなど、JNの構成をパワーアップさせてきた感じ。 何か大技を出すのか?という所でのミスが1,2回あったので、ちょっと不満なところもあったみたいだけど、 それでも十分すごかったと思います。

りゅうせいも、かなりヒットした感じ。こちらもJNのリニューアルだけど、純粋な2Aにきちんとしぼったおかげで、見やすくなっていました。 さすが、チームヨメガジャパン。

相変わらず、構成力がずばぬけているのがしんちゃん。2,3回構成が飛んだところがあったらしいけど、ほとんど分からなかったです。

長期ブランク明けだったJNから一転。全力で挑んできたヒラク。トリック難度は相変わらずダントツでした。 今回は、構成面もかなりパワーアップして、もう誰が勝つか分からない状況。

他のメンバーの中では、特に印象に残ったのはあんちょ。 元々、オリジナルトリックが豊富だったんだけど、BACあたりから構成力がグングン上達してきていて、 今回はあの構成の鬼マサヒロ先生も舌を捲く勢いでした。

そして、全部門が終了、会場内を記念撮影しまくりながら回って、あっという間に表彰式。

僕の正直な心持としては、やりたい事はやりきった、別に勝つことが目的じゃないし、勝ちに行くフリースタイルでもないので、 まあどんな順位でも満足、といった感じでした。
ただ、同じ心境だったJNの時に2位をとれてしまったので、今回も密かな期待をしていなかったと言えばウソにはなりますが(笑

ステージへ上がって、いよいよ第3位の発表。
個人的な予想で、みっきーの優勝は確定、ジャスティンとユウキが2位か3位、自分は4,5位くらいに入れればいいかなー、と勝手に思っていました。

第3位:ユウキ・スペンサー

おー、ユウキが3位かー。おめでとう。
ってことは、ジャスティンが2位かな?(と思いつつ、自分の可能性があるなら次が最後だなとか思いつつ)

第2位:石黒 友也(ブラック)

おー、本当に?(笑
すごくうれしかったです。ただ、それだけ。それ以上のことは、よく覚えていなくて(ごめんなさい)。

第1位:鈴木 裕之(みっきー)

おめでとう、みっきー。念願の優勝が叶ったね。
JNの時点で、これは世界優勝はほぼ揺ぎ無いだろうなとは思っていたけど、それでも実現するのは大変なこと。 それに見合うだけの努力もしてきたと思います。

これからは、世界チャンピオンとしての険しい道のりが待っているけれど、みっきーなら乗り越えられると思います。がんばれ。

メダル授与が終わって、ツッコミ所満載の写真撮影をして、お次は2A表彰。

結果は、

優勝:斎藤 慎司(しんちゃん)
2位(同点):横山 光士
2位(同点):藤井 啓
3位:斎藤 立聖(リュウセイ)

なんと、史上初(?)の同点が出てしまいました。それだけ、上位の力が均衡していたということ。 そして、そんな大激戦の中3連覇を成し遂げてしまったしんちゃん、さすがとしか言いようがありません。 この勢いはいつまで続くのでしょうか。


そんなこんなで、長かった世界大会も、無事、終了しました。

残りの月、火は、例年通りショッピングやアフターのまったりを満喫。

毎年思うけれど、ヨーヨーをやっていなかったら、世界中の人達と交流したり、 こんな貴重な経験はできなかったと思う。こんなにも素晴らしいイベントを開催してくれているグレッグに、心から感謝したいと思います。

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